防災

【もしも車の運転中や高速道路で地震が起きたら】災害時の避難方法

※このページは、地震などの災害時についての内容となります。もし読むときは十分ご注意下さい!!

地域によってはが欠かせないという方も多いかと思います。

もしも車の運転中に地震が起きてしまったら…

このページでは、もしも車の運転中や高速道路で地震が起きた場合の避難方法などについてご紹介いたします。

※その他、災害時の避難方法や対処法などにつきましては、こちらのページにまとめたものがありますので、もしよろしければ合わせてご参照下さい。→https://yoridokoro231.com/category/%e9%98%b2%e7%81%bd/

もしも車の運転中に地震が起きたときの避難方法

もし車の運転中に地震が起こった場合、

  • ①揺れを感じたら、まずハザードランプを点灯させて、前後やほかの車に注意しながら、だんだんスピードをゆるめるようにし、道路の左側になるべく寄せて停車してエンジンを止めます。
  • ※もし揺れなどが収まり、様子をみて移動出来そうであれば、出来る範囲でかまわないので、横道があればそれたり、近くに駐車場や広場があればそこに駐車するようにしましょう!
  • ②揺れが落ち着くまで、車からは出ないようにしましょう!!
  • ※災害時はだいたいそうなのですが、外の状態が安全かどうか確認しないまま飛び出すのはとても危険です!!もし外に出るときは、十分安全確認をして大丈夫そうであると判断したときにしましょう!!
  • ③ラジオやスマホなどの携帯電話で情報収集します!
  • ※むやみに動くことはせず、ひとまず災害情報で地震の規模や被害状況などを知り、周りの状況を確認するようにします!その上で、どのように行動するか考えながら動くようにしましょう!
  • ④もし避難するとなった場合は、道路の左側に寄せて停車するか、なるべく道路以外の場所(駐車場や広場など)に移動し、車は置いて徒歩で避難をします!
  • ※もしやむを得ず、道路上に車を置いて避難する場合は、車を道路の左側に寄せたままエンジンを切って、カギは車内につけたままで、ドアはロックしないで避難します!!
  • ※きっとパニックになる可能性が高いと思われますが、貴重品は忘れずに持っていきましょう!!
  • ※また、災害時に備えて防災リュックなどの非常用持ち出し袋を普段から車に準備しておくこともぜひおすすめいたします!!

非常用持ち出し袋につきましては、もしよろしければこちらのページをご参照下さい。→https://yoridokoro231.com/%e3%80%90%e9%9d%9e%e5%b8%b8%e6%8c%81%e3%81%a1%e5%87%ba%e3%81%97%e8%a2%8b%e3%80%91%e7%81%bd%e5%ae%b3%e6%99%82%e3%81%ae%e5%82%99%e3%81%88%e3%80%81%e3%81%a9%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%ab%e8%80%83/

×車での災害時にやってはいけないこと

①急ブレーキ、急ハンドルをすること

揺れに驚いて急ブレーキを踏んだり、急ハンドルを切ったりすると、追突事故や接触事故などにつながり、大変危険です!!決してしないように注意しましょう!!

②車のドアをロックしたまま放置すること

道路に車を置いて避難する場合、ドアをロックしてカギも残さないで避難してしまうと、いざ車を移動させようとなってもそれが出来ず、緊急車両(消防や警察、自衛隊など)や救急車などが通行出来なくなり、助けが必要な人にたどり着けないおそれがあります!!

◎車で避難生活をする方への注意点

※緊急時はどこでもいいからと場所関係なく停めてしまう場合もあると思いますが、なるべくコンビニや公共施設などの駐車場はお店や施設などのご迷惑になる場合があるので、休憩以外は極力長時間停めないようにしましょう!

また、道の駅などは休憩目的の施設ですが、仮眠出来る場合もあるので、なるべく休息などに活用するようにしましょう!中にはRVパークといった車中泊の方向けの施設もありますが、お住まいの自治体によっては無い地域もあるので、もしご利用するときは事前の下調べや宿泊が出来るかのご確認をお願いいたします!

では、車での避難生活をするうえでの注意点ですが、

一酸化炭素中毒(参考サイト→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%82%AD%E7%B4%A0%E4%B8%AD%E6%AF%92)

冬場の話になりますが、車内で暖房をつけたままですと、車のマフラー(排気口)が積もった雪で埋もれ、本来車の外に出すはずの排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒になる危険があります!!

※一酸化炭素は色や臭いがないため、仮に中毒になっても自覚するのが難しいといわれています!

一酸化炭素中毒の主な症状としては、

  • 頭痛
  • めまい
  • 脱力感(体に力が入らなかったり、力が抜けたような感覚のこと)
  • 嘔吐
  • 胸痛
  • 錯乱(感情や思考が混乱すること)

などがあり、最悪の場合心肺停止を引き起こす可能性が高いので、とくに冬場に車で避難生活をする方は十分注意するようにしましょう!!

(予防策)

マフラーの排気口が雪に埋まらないように、こまめに車の周りを除雪するか、エンジンを切るようにしましょう。また、普段から寝袋や毛布などの防寒対策グッズを準備しておくのもひとつの方法と考えます。

※もしも一酸化炭素中毒の予防を考えている方は、一酸化炭素チェッカーなどの一酸化炭素を検知する機械が販売されておりますので、お値段はメーカーによって違うものとなりますが、もしよろしければご検討してみていただけたらと思います。

エコノミークラス症候群(参考サイト→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%99%E8%84%88%E8%A1%80%E6%A0%93%E5%A1%9E%E6%A0%93%E7%97%87)

車内は狭いため、足が曲がった状態で長時間居続けると血行が悪くなり、そのうちに血が固まってしまいます。これらの疾患をエコノミークラス症候群といいます。

エコノミークラス症候群の主な症状としては、

  • 呼吸困難
  • 胸痛
  • 冷や汗
  • 失神
  • 動悸
  • (せき)
  • 血痰(痰(たん)に血が混じること)

などがあり、最悪の場合心肺停止となり死亡するケースもあり、大変危険です!!

※エコノミークラス症候群は、名前にもある通り、飛行機内で過ごすときにも発症する場合があります!!

(予防策)

血行不良を防ぐために定期的なストレッチ水分補給(緑茶、紅茶、コーヒーなどのカフェインやアルコールを含む飲み物は利尿作用があり、水分を排出しやすいので、なるべくやノンカフェインの飲み物をおすすめいたします!)をするようにしましょう!!

もしも高速道路で地震が起きたときの避難方法

もし高速道路で地震が起こった場合、

①一般の道路と同じように、だんだんスピードをゆるめるようにし、なるべく道路の左側に寄せて停車します。

※ただ、一般の道路と違って高速道路は走行速度がとても速いです!なので、もし車を停める場合は、とくにうしろの車に注意しながら停車するようにしましょう!!

②ラジオやスマホなどの携帯電話で災害情報などから情報収集をします!!

③警察やパトロールカーからの指示を待ってから行動するようにしましょう!!

※高速道路での二次災害防止のためにも、なるべくご自身の判断で行動しないことが大切となります!

④もし避難するとなった場合、窓を閉め、カギは車内につけたままで、ドアはロックせずに避難します!!

※このときも、貴重品は忘れずに持っていきましょう!!

高速道路には、一定の区間に非常口や階段が設置されています。避難する場合は、非常口または高速道路の出入り口から避難しましょう!!

まとめ

このページでは、もしも車の運転中や高速道路で地震が起きた場合の避難方法などについてご紹介いたしました。

普段通り車を使って生活している中でも、いつどこで地震が起きるか分かりません!!

災害時の対処法を少しでも知ることで、いざという時に備えるようにし、出来る限り冷静に避難行動が出来るように日ごろから意識するよう心がけましょう!!

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個人ブログ「よりどころ。」管理人の久遠蒼(くおんあおい)と申します。こちらのブログでは主に生活の知恵、ライフハックなどをご紹介しています。これから皆さまの身近なブログとなれるよう目指します。それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。