一般的に脱水症状(体内の水分が不足した状態のこと)がある場合には、「経口補水液」(例:大塚製薬のOS-1(オーエスワン)など)と呼ばれるものを飲むのがとくに有効とされています。
※大塚製薬のOS-1につきましては、こちらのサイトをご参照下さい。→https://www.os-1.jp/
経口補水液は薬局・ドラッグストアなどで販売されていることが多いですが、もしも手に入らない場合はご自宅で作ることも出来ます。
ご自宅での経口補水液の作り方
一度沸騰した水1リットルに対し、塩小さじ1/2杯(約3g)、砂糖大さじ4と1/2杯(約40g)を入れ、よく混ぜて溶かしたら完成です。
※経口補水液は、冷やしても常温でも温めても飲むことが出来るので、お好きな飲み方でお試し下さい。ただし、熱中症のときは体を冷やすことが最優先となるので、そのときは冷やしたものを飲むようにして下さい。
もし、飲みにくいと感じたら、そのときはレモン果汁などで少し味を調えるとよいかもしれません。
※手作りの経口補水液は、保存が難しいため、もし作ったときはなるべくその日のうちに飲むようにしましょう。そして、必要なときに作って飲むようにするのが理想的だと個人的にそう思います。
※熱中症につきましては、もしよろしければこちらのページをご参照下さい。→https://yoridokoro231.com/%e3%80%90%e7%86%b1%e4%b8%ad%e7%97%87%e3%80%91%e6%b0%97%e6%b8%a9%e3%81%8c%e4%b8%8a%e3%81%8c%e3%82%8a%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%82%8b%e6%9a%96%e3%81%8b%e3%81%84%e6%97%a5%e3%81%a7%e3%82%82%e8%a6%81%e6%b3%a8/
おすすめの水分量がとくに多い食べ物
熱中症や脱水症状のとき、水分をとることが大事ですが、もし少しでも食欲があれば食事をとることももちろん大事です。
そんなときにおすすめなのが、水分量を多く含んだ食べ物です。
これを摂取することにより、食べながらも水分補給が出来て、とくに脱水症状を起こしているときなどはとても効率的に食事をとることが出来ます。
今回は、水分量の多い野菜類とフルーツTOP3をそれぞれランキング形式でご紹介したいと思います。
※野菜類やフルーツの横に書かれている()内の割合は、含水率(物質に含まれる水分の割合のこと)を示しています。
◎水分量の多い野菜類TOP3
- 1位 きゅうり(96%)
- 2位 大根(95%)
- 3位 トマト(94%)
結果をこうして見てみると、きゅうり、トマトと夏野菜が多いのでやはり暑い環境に合った食べ物なのだなと改めて思いました。
ランクインしているどの食材もレシピが豊富で、もし状態が悪くなければ生のまま食べられますし、サラダなどにして食べやすくするのもよいかと思います。
※ただし、アレルギーなどをお持ちの方は十分ご注意下さい。
◎水分量の多いフルーツTOP3
- 1位 いちご(90%)
- 2位 すいか(89.6%)
- 3位 グレープフルーツ(89%)
こちらも夏の代名詞、すいかがランクインしております。ただ、フルーツもアレルギーや薬の影響などで食べる際は十分注意が必要です!
※また、フルーツは糖質も含んでいるため、水分と同時に糖質も摂取することになるので、とくに赤ちゃんや糖尿病と診断を受けている方は食べすぎに要注意です!!
※アレルギーにつきましては、もしよろしければこちらのサイトをご参照下さい。→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC
まとめ
このページでは、経口補水液の作り方をメインにご紹介いたしました。
仮に災害時などを想定し、市販のものがいつでも手に入るとは限らないとわたしはいつも考えているので、このページが皆さまの生活の少しでも参考になればと思っております。
少しでも、もしものときに備え、暑い時期をぜひ一緒に乗り越えましょう!!