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【発熱時に効果的なレシピ】体調や食欲などに合わせてお試し下さい。

発熱とは…体温が上昇している状態のことです。通常、人間の体温は36.5℃前後(通常の体温のことを“平熱(へいねつ)”ともいいます。)といわれており、体温がそれ以上になることを発熱といいます。

ちなみに、37℃台は微熱(びねつ)、38℃台以上から高熱(こうねつ)と分類されています。

このページでは、発熱時に効果的なレシピを中心にご紹介いたします。

発熱の原因と症状

発熱の原因として、主に下記のようなことが挙げられます。

  • 細菌やウイルスへの感染(風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症など)
  • 炎症を起こす病気(関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)
  • 悪性腫瘍(がん)
  • 薬などの副作用

発熱は、細菌やウイルスの感染などで発生した発熱物質が、体温調節中枢(脳内の視床下部にある部分のこと)に働きかけて体温が上昇するという現象のことをいいます。

※もしも発熱が長く続く場合は、単なるウイルス感染でなく、もしかしたら他の病気の可能性も考えられるので、そのときは病院などの医療機関に相談しましょう!

発熱がある場合、発汗、倦怠感(だるさや疲れが強いと感じる状態)、頭痛、筋肉や関節の痛みなどが現れることもあり、またゾクゾクとした寒気を感じると体温上昇のサインである可能性が高いです。

また、発熱がある場合に心配されるのが、脱水症状(体内の水分が不足した状態のこと)です。発熱と同時に、通常起こるはずの発汗が逆に汗の量が減って、脇の下に湿り気がなくなったり、口の中まで渇いていたり、などということがある場合、脱水症状の可能性が高いです。

脱水症状には、経口補水液と呼ばれるものを飲むことがとくに有効とされています。

経口補水液につきましては、もしよろしければこちらのページをご参照下さい。→https://yoridokoro231.com/%e3%80%90%e7%b5%8c%e5%8f%a3%e8%a3%9c%e6%b0%b4%e6%b6%b2%e3%81%ae%e4%bd%9c%e3%82%8a%e6%96%b9%e3%80%91%e6%80%a5%e3%81%aa%e7%86%b1%e4%b8%ad%e7%97%87%e3%82%84%e8%84%b1%e6%b0%b4%e7%97%87%e7%8a%b6%e3%81%aa/

発熱時に効果的な食べ物

発熱時は、もしも食欲があったり、とくに胃腸の調子などに問題が無ければ、いつものように食事をとっても大丈夫です。

もしも食欲がない場合は、無理に食べようとせず、なるべく食べやすいと思うものを少しでも摂取するとよいでしょう。

発熱がある場合は、エネルギーの代謝量が上がったり、ビタミンの消費量も増えるので、もし食事がとれそうであれば、なるべく栄養素の高い食べ物を摂取するようにしましょう。

このページでは、栄養素別に発熱時に効果的な食べ物をご紹介いたします。

〇たんぱく質…魚介類、肉、卵、牛乳や乳製品など

とくに卵や牛乳などはたんぱく質を多く含み、ビタミンB群なども豊富です。また、胃にも優しいので、食欲に合わせてなるべく摂取するようにしましょう。

〇ビタミンA・B群・C…野菜、果物、魚介類など

ビタミンAやCは野菜や果物に、またビタミンB群は魚介類や卵などに多く含まれています。とくに果物はそのまま食べられるものが多いため、効率的にビタミンを摂取することが出来ます。

ちなみに、風邪のときにとくに有効な栄養素として、ビタミンCが挙げられます。ビタミンCが多い食べ物の例として、野菜はピーマン、パプリカ、芽キャベツなど、果物だとアセロラやキウイフルーツ、いちごなどが挙げられます。

※もしアレルギーのある方は、十分ご注意下さい。

発熱時に効果的なレシピ

◎茶碗蒸し

材料(2人分)

  • 卵 大1個
  • 鶏ささみ肉 20g
  • にんじん 適量
  • みつば 適量
  • (合わせ調味料)
  • だし汁 1カップ(200ml)
  • 塩 少々
  • しょうゆ 少々

(作り方)※太字部分は、発熱に効果的な食べ物を示しています。

  • は溶きほぐし、(合わせ調味料)を加えて混ぜ、ざるでこします。
  • 鶏ささみ肉はそぎ切りにし、にんじんは薄めのいちょう切りにしてゆでます。
  • ③耐熱カップなど深めの耐熱容器に②を入れ、①を注ぎ入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で約2分10秒ほど加熱し、そのまま1分置いて蒸らします。
  • ※様子をみて、もし茶碗蒸しの卵液がゆるい場合は、10秒ずつ追加で加熱をしてみて下さい。
  • ※お使いの電子レンジや耐熱容器などによって、加熱の具合が微妙に異なる場合があります。その場合も、加熱時間を調節してみて下さい。
  • ④茶碗蒸しが固まったら、ラップを外し、みつばを乗せたら完成です。

※茶碗蒸しは、冷やしても温めても食べられますが、もしも胃腸の調子が悪いと感じる場合は、冷やさずになるべく温めて食べるようにしましょう。

◎ヨーグルトゼリー

材料(2人分)

  • プレーンヨーグルト 200g
  • 砂糖 大さじ2
  • ゼラチン 小さじ1と1/3
  • 水 大さじ1
  • お好みの果物またはジャム 適量
  • ミント 適量

(作り方)

  • ①ゼラチンを水に入れてしばらく置きます。
  • ヨーグルトは常温にしばらく置いてから、砂糖を入れて溶かします。
  • ③①を湯せんにかけて溶かし、②に加えて手早く混ぜます。器に入れて、冷蔵庫で冷やします。
  • ④ゼリーが固まったら、お好みの果物やジャムをかけ、ミントを飾ったら完成です。

※もしも作る体力や時間がない場合は、プレーンヨーグルトにお好みの果物やジャムなどを合わせるのもおすすめです。

※それぞれのレシピにつきましても、アレルギーのある方は、十分ご注意下さい。

まとめ

このページでは、発熱時に効果的なレシピを中心にご紹介いたしました。

発熱はつらいものですし、場合によっては仕事や日常生活を送るうえで支障にもなり得ます。もし少しでも食欲がありましたら、今回ご紹介したレシピをご参考にしていただけたらと思います。

このページが、皆さまの日々の生活の参考になればと思います。

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個人ブログ「よりどころ。」管理人の久遠蒼(くおんあおい)と申します。こちらのブログでは主に生活の知恵、ライフハックなどをご紹介しています。これから皆さまの身近なブログとなれるよう目指します。それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。