熱中症になると、吐き気などで普段の感覚と違い、食欲がなくなることがあります。
そこで、食欲がないとき、あるいは少しでも食欲があるとき、それぞれの状況におすすめのレシピをご紹介いたします。
※熱中症につきましては、もしよろしければこちらのページをご参照下さい。→https://yoridokoro231.com/%e3%80%90%e7%86%b1%e4%b8%ad%e7%97%87%e3%80%91%e6%b0%97%e6%b8%a9%e3%81%8c%e4%b8%8a%e3%81%8c%e3%82%8a%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%82%8b%e6%9a%96%e3%81%8b%e3%81%84%e6%97%a5%e3%81%a7%e3%82%82%e8%a6%81%e6%b3%a8/
食欲がないときにおすすめのレシピ
◎オレンジヨーグルトジュース
作り方(2人分)
- ①プレーンヨーグルト200gと砂糖小さじ2杯を合わせ、なめらかになるまで混ぜます。
- ②①にオレンジ果汁(しぼったものがとくにおすすめです。)または100%オレンジジュース1カップ(約200ml)を加えて完成です。
人は汗をかくとカリウムやカルシウム、ナトリウムなどが失われます。それらを補うのにおすすめなのがオレンジジュース(とくに果汁の割合が多いもの)です。
※オレンジには体を冷ます効果があるので、熱中症対策に適した食べ物となりおすすめです。
※ちなみに、今回はより熱中症に効果的なレシピとしてご紹介いたしましたが、実はオレンジジュース単体を飲むだけでも効果があります。
さらに、ヨーグルトには体内に水分をためておく効果があるそうで、脱水症状を防ぐのにおすすめの食品といえます。おまけに整腸作用もあり、体に優しい熱中症対策が出来ると思うので、ぜひオレンジジュースと合わせて飲んでみて下さい。
※もしアレルギーのある方は、十分ご注意下さい。
少しでも食欲があるときにおすすめのレシピ
◎豚肉の梅じそ巻き
※今回8個分でご紹介いたしますが、もし作るときは食欲に合わせて食べられる量を目安に作ってみて下さい。
作り方(8個分)
- ①豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)8枚(約120g)をまな板に広げ、種を取り除いてつぶした梅干し5個を豚肉全体にまんべんなく乗せます。
- ②しそ8枚、洗ったもやし1/2袋をそれぞれ豚肉の上に乗せ、手前から巻きます。巻き終わりが下になるようにし、耐熱容器に入れて酒大さじ1を入れ、ラップをかけます。
- ③電子レンジで約2分ほど加熱します。お好みでつぶした梅干しを上に乗せたら完成です。
※豚肉にはビタミンB1が多く含まれ、熱中症、夏バテや疲労回復に効果があるといわれています。
※梅にはカリウム、マグネシウム、リンといったミネラルが多く含まれていて、梅干しになると塩分も加わるため、梅干しを摂取することで汗により失われたミネラルや塩分の補給が出来るので、こちらも熱中症におすすめの食品となります。
また、梅にはクエン酸も含まれ、クエン酸は疲労の原因となる乳酸の発生を防ぎ、疲労回復に効果があります。クエン酸には食欲を増進させる効果もあり、そのほかにもレモンやグレープフルーツ、酢などもおすすめの食品となっております。
※こちらも、アレルギーのある方は十分ご注意下さい。
もしこのほかにもレシピを知りたいという方は、こちらのサイトもご参考にしてみて下さい。→参考)macaroni:熱中症のときにはどんな食べ物や飲み物を摂ればいい?おすすめレシピ5選もhttps://macaro-ni.jp/108501
熱中症対策におすすめの食べ物
- きゅうり…水分が90%以上あるうえ、体を冷やす機能があり、熱中症を防ぐのに効果的です。(調理例:浅漬けなどの漬け物、酢の物など)
- トマト…汗で失われやすいカリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミンが多く、成分として含まれるリコピンやβ(ベータ)カロテンは夏バテに効果的です。(調理例:サラダ、冷製パスタなど)
- 枝豆…ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB1が多く、熱中症や夏バテ対策には、炭水化物と一緒にとるとより効果的です。(調理例:枝豆の入ったおにぎりやパンなどおすすめです。)
- じゃがいも…汗をかくと塩分とカリウムが失われますが、カリウムが不足するとたちまち細胞が脱水症状を起こします。いも類はカリウムが多いので、もし食欲があるときは意識して摂取するようにしましょう。(調理例:暑いときは冷製スープがとくにおすすめです。)
- ほうれん草…カリウムを多く含み、摂取することでカリウム不足による脱水症状を予防する効果があります。(調理例:おひたし、和え物、牛乳と合わせた冷製ポタージュなど)
- ナス…水分が約90%以上あり、カリウムが多く含まれ、その他にもビタミンⅭやポリフェノール、食物繊維も含まれ、栄養素が多い野菜となります。(調理例:浅漬けなどの漬け物、煮びたし、夏野菜カレーなど)
- レタス…水分が90%以上あり、またカリウムやマグネシウムなどのミネラル、食物繊維、またビタミンCやビタミンAなどの栄養素が多く含まれる野菜となります。(調理例:サラダ、また他の食材と一緒に付け合わせなど)
- 豚肉…牛肉の約10倍ものビタミンB1が含まれています。ビタミンB1が不足すると糖質を分解出来ず、疲れがたまりやすくなるので、もし食欲があるときは意識して摂取するようにしましょう。(調理例:冷しゃぶ、炒め物など)
- 梅…ミネラルやクエン酸が多く含まれ、疲労回復や食欲の増進に効果的です。(調理例:梅ジュース、普段のお食事に加えるのもおすすめです。)
- ※梅干しは、塩分が多いため、高血圧防止などのためにも食べすぎに要注意です!!
- 牛乳…水分補給だけでなく、汗をかいて熱を逃がしやすくする効果があります。(調理例:お好きな食材を入れた冷製スープに加えてポタージュにするのもおすすめです。)
※これらの食品もアレルギーや体質などで気になる場合は十分ご注意下さい。
まとめ
このページでは、熱中症対策におすすめのレシピをメインにご紹介いたしました。
熱中症は、とくに水分補給が最優先で重要ですが、もし少しでも食欲がある場合は、栄養をとったり体力温存のため多少の食事も大事となります。
少しでも、暑い時期に備えるよう意識をして、日々の生活をより安全に過ごせたらと思います。