※このページは、地震など災害時についての内容となります。もし読むときは十分ご注意下さい!!
※災害時の対策については、日々アップロード(更新)されているものと考え、災害時の対策や避難方法などについては、日ごろから意識してインターネットや本などで調べる習慣を身につけるよう心がけましょう。
このページでは、もしも地震が起きた場合の対処法や避難方法などについてご紹介いたします。
※その他、災害時の避難方法や対処法などにつきましては、こちらのページにまとめたものがありますので、もしよろしければ合わせてご参照下さい。→https://yoridokoro231.com/category/%e9%98%b2%e7%81%bd/
もしも地震が起きた時の対処法・避難方法
地震発生直後は、高い確率でパニックになるおそれがあります。
状況的に冷静になるのはなかなか難しいことだと思うので、
もし地震が起きた時のために、最低限覚えておいた方がいい方法をいくつかご紹介いたします。
この方法で、まずご自身の身の安全を守ることを最優先しましょう!!
①もし揺れを感じたら、まず頭を守るため机の下に隠れたり、もし丈夫な板状のものまたは分厚い布やクッションなどがあればそれを頭の上に乗せて、転倒防止などのため、しゃがむなどして体を低くした体勢になります。
②とくに大きな地震の場合、ガラスが割れて室内に飛び散ることも十分考えられます。とりあえず、裸足や靴下をはいた状態はなるべく避けるようにし、家や土足禁止の室内であっても災害時は足を守るために靴や分厚いスリッパなどがあればはくようにしましょう!!
③家の中や室内では、家具(棚など)や家電など倒れるおそれのあるものもあると思います。それらに挟まれないよう、なるべく安全だと思う場所にすぐ避難するようにしましょう!!
◎例えば、安全な場所でいうと家の中や室内ですと、玄関、トイレ、浴室、そのほか柱や壁が多く、窓が少ない場所などが挙げられます。
※ただ、扉がある場所は、地震の影響などで建物自体がゆがみ、扉が開かなくなるなどして閉じ込められるおそれがあるため、逃げ道を確保するためにも扉はすぐ開けておくようにしましょう!!
ちなみに、外でいうと耐震性の高い比較的新しいビルなどの建物、または公園や広場などの物に囲まれておらず開けていて倒壊や落下の心配が少ない場所などが挙げられます。
※外の場合は、近くの建物の耐震性についてなど、前もって調べておくといざというときに逃げ込める場所を確保することが出来るので、積極的に調べるように心がけるとよいでしょう。
×逆に危険な場所は、家の中や室内ですと、倒れるおそれのある家具や家電などの近くや窓ガラスや建具(仕切りなどに使われている扉のこと)など割れ物の近くなどが挙げられます。
中でも、とくに危険なのは食器棚で、もしも大きなものであれば倒れたときに下敷きになる可能性がありますし、仮に食器が入っていた場合割れた食器でケガをする可能性も考えられます。
また、ガラスに関しては仮に揺れなどで割れた場合、顔や体、そして足などをケガする可能性もあり、大変危険なので靴やスリッパなどをはいて気を付けて歩くなどなるべく身の安全を守るよう注意しましょう!!
もしも揺れが収まった場合にしておきたいこと
揺れが起こっている間は安易に動くとケガや事故に巻き込まれる恐れがあるので、揺れが収まるまでは頑丈なものに隠れるなどしてその場にとどまるのが大事となります。
ただ、揺れが収まり身動きが取れるとなった場合、まずやっておきたいことがあります。
◎それは、玄関などの扉を開けて、避難経路を確保することです!!
※これは、地震による建物のゆがみや揺れにより家具などが倒れることなどで扉が開かなくなり、閉じ込められる可能性があるため、その予防方法となります。
◎そして、もしも外が安全そうであると確認出来て、いよいよ外へ避難となった場合、ブレーカーやガスの元栓を閉めてからご自宅などを出るようにしましょう!
※これは、いずれも家電やガスなどによる火災防止のためです。
もしも重たいものに挟まれたら
地震の揺れなどにより、家具など大きいものが倒れてきて挟まれる場合があります。
もしもそうなった場合ですが、無理に出ようとして動こうとするとケガなどが悪化する場合があるので、痛いと思いますがその場はなるべくおとなしくしておくべきだと考えます。
そして、もしも助けを呼ぶ場合は、大声を出してしまうと体力の消耗につながりより危険な状態になる可能性があるので、ここはどうか体力温存を心がけるようにしとりあえず声を出すのは控えるようにしましょう。
おすすめする助けを呼ぶ方法ですが、もし近くに固いものや金属製のものなどがあれば、それを叩いて音を鳴らすことでSOSの合図を出すことも出来ます。
また、もし非常用リュックなどを備えようと考えている方は、そういった最悪の事態に備え、ホイッスルなどSOSのための笛など比較的大きな音を出せるものを一緒にご準備するのもより安全性が高まると思いますので、おすすめです。
地震の時にやってはいけないこと
×外へ飛び出ること
もしもパニックになり、安全かどうか確認しないまま外へ飛び出してしまうと、屋根や壁の一部などが落下し、ケガをしてしまうおそれがあります。
また、交通事故などの危険もあるため、基本的にはすぐに外には飛び出さないようにしましょう!
※ただし!家や建物内の状態によっては、安全な場所が変わってきます!!
例えば、耐震性の低い建物の場合、その建物が崩れたりする可能性があるため、外に出る方が比較的安全で、耐震性の高い建物の場合は、逆に崩れにくい可能性があるため、中にいる方が落下物などでケガをする可能性が低くなります。
※もしも、ご自宅が耐震性の高い建物であれば、“在宅避難”(災害による倒壊などの危険性がない場合、そのままご自宅で避難生活を送る方法)を考えるのもひとつの方法です。
また、ご自宅などの建物が仮に2階建ての場合、もしも耐震性の低い建物でしたら、1階にいますと倒壊などで下敷きになる可能性が高いので、その場合は2階にいる方が比較的安全となります。
※ただし、2階にいる場合、1階より揺れが強くなる可能性が高いので、もし2階に避難する場合は家具の固定などに注意です!!そして、地震に限らず災害時は2階だと逃げにくい場合があるので、もし外へ逃げるとなったときなどは靴などをはくようにし足元などに十分注意が必要です!!
逆に耐震性が高い建物ですと、揺れが少ない可能性のある1階にいる方が安全となります。
×裸足で動き回ること
地震の揺れなどにより割れたガラスなどによって、足をケガするおそれがあります。
それによって避難出来なくなる可能性があるので、家の中や室内であっても足を守るため靴をはくようにしましょう!!
×扉や鍵を閉めること
例えば、トイレやお風呂場などに避難し、いつものように扉や鍵を閉めてしまうと、地震による建物のゆがみなどで閉じ込められるおそれがあります。もし揺れを感じたら、扉は決して閉めずに開けておきましょう!!
×ブレーカーやガス栓を開けたままで避難すること
もしも避難することを決めて、家を離れる場合はブレーカーを落とし、ガス栓をちゃんと閉めてから避難しましょう!!いずれも火災の原因となる可能性があるため、それを防ぐための方法となります。
まとめ
このページでは、もしも地震が起きた場合の対処法や避難方法などについてご紹介いたしました。
日本は災害大国と言われるほど、地震をはじめとした災害が多い国です。
本音をいえば、平和が一番ですが、現実はそうもいきません。
もし、ご自身が被災されていないとしても、現に国内外で被災されている方がたくさんいるということを今一度認識し、ひとつずつでいいので備蓄準備などを含め地震などの災害に対する心構えが出来るようにと思っております。
そしてこのページが、ひとつでも皆さまの日々の参考となれたらと思います。