応急処置

【もしも動物にかまれたら】もしかまれた時の応急処置

※このページでは、犬や猫などの動物傷などの痛いような内容についての表記があります。もしも苦手な方などは、読むときご注意下さい!!

普段ペットを飼われている方をはじめ、動物と触れ合う機会が多い方もいらっしゃるかと思います。

このページでは、一般的に遭遇しやすい動物を中心にかまれたりしてしまった場合の応急処置の方法についてご紹介いたします。

一般的に遭遇しやすい動物

一般的に遭遇しやすい動物の例を挙げると、

  • ネズミ

が挙げられます。

それぞれにかまれた場合の応急処置の方法を個別でご紹介いたします。

犬にかまれたときの応急処置

犬は、するどい歯を持っているので、もしかまれると深い傷や裂創(れっそう…さけた傷のこと)ができ、大人や子ども関わらずかみ殺されたというケースもあります。

(応急処置)

  • どんなに小さな傷だとしても、石けんを使って水でよく洗うようにします。かまれた傷の部分だけではなく、傷の回りの唾液がついているところもよく洗い流すようにします!
  • なるべく清潔なガーゼや布を当てて、包帯をします。
  • 飼い主の分からない犬の可能性がある場合は、その犬の特徴などを保健所に届けて、捕獲してもらいます。
  • 咬創(こうそう…かまれた傷のこと)は化膿しやすく、また感染の危険があるので、必ず病院などの医療機関で受診しましょう!!

※化膿につきましては、もしよろしければこちらのサイトをご参照下さい。→引用元:傷・化膿した傷の症状・原因|くすりと健康の情報局(第一三共ヘルスケア)https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/25_kanou/#:~:text=%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%8C%E3%80%81%E5%82%B7%E5%8F%A3%E3%81%8C%E6%B1%9A%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84,%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8C%E3%80%8C%E5%8C%96%E8%86%BF%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

猫にかまれたときの応急処置

猫はかむだけでなく、するどい爪を持っているため、ひっかかれる場合もあります。

もし、かまれたりひっかかれたりした場合、約数日から数週間後に傷口の回りに赤紫色の隆起(りゅうき…高く盛り上がること)、リンパ節(参考サイト→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E7%AF%80)の痛みや腫れ、また発熱などの症状がみられることがあります。このことを、猫ひっかき病(参考サイト→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E3%81%B2%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%81%8D%E7%97%85)といいます。

(応急処置)

  • どんなに小さな傷だとしても、石けんを使って水でよく洗うようにします。かまれた傷の部分だけではなく、傷の回りの唾液がついているところもよく洗い流すようにします!
  • なるべく清潔なガーゼや布を当てて、包帯をします。
  • 犬同様、咬創の場合化膿しやすく、また病気による感染の可能性があるので、必ず病院などの医療機関に受診しましょう!!
  • リンパ節の腫大(しゅだい…炎症などでかまれたりひっかかれた部分がふくらみ盛り上がること)や発熱は、他の病気でもみられる症状ですが、もし発熱が続くようであれば、この場合も必ず病院などの医療機関に受診しましょう!!

ネズミにかまれたときの応急処置

ネズミは、家や建物などによって住みついたりする場合があり、近年だと街の中で見かける場合もあります。

かまれた傷の化膿だけではなく、スピロヘータ(参考サイト→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%98%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%96%80)という細菌が原因で、傷が一旦治った後にまた腫れたり発熱を引き起こす場合があります。

(応急処置)

  • どんなに小さな傷だとしても、石けんを使って水でよく洗うようにします。かまれた傷の部分だけではなく、傷の回りの唾液がついているところもよく洗い流すようにします!
  • なるべく清潔なガーゼや布を当てて、包帯をします。
  • 他の動物同様、咬創は化膿しやすく、また病気による感染の危険があるので、必ず病院などの医療機関で受診しましょう!!

これは知人から聞いた話ですが、知り合いの子どもがお菓子を食べたまま寝てしまい、目が覚めたときにネズミがその子どもの手指をなめていた…ということがあったそうです。

なので、もしも日常的に寝ながらお菓子などを手で食べるような習慣がある方は、お菓子などの食べ物を片付けないでそのままにしたり、また手指を洗わないまま寝てしまうと、もしかしたらネズミなどが近付いてきてかまれやすい状況になる可能性もあるので、参考程度にですがお気を付けいただけたらと思います。

まとめ

このページでは、一般的に遭遇しやすい動物を中心にかまれたりしてしまった場合の応急処置の方法についてご紹介いたしました。

とくに犬や猫などはいくら接し方が慣れていたりしたとしても、動物の本能や習性などでいつ人間に牙を向くか分かりません!

ペットをはじめ、動物と生活を共にするうえでも、前もって最低限応急処置の方法を知っておくことが、より安全でより楽しい日々を過ごすことにつながるのではないかと考えます。

このページが、少しでも皆さまの日々の生活の参考になればと思います。

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個人ブログ「よりどころ。」管理人の久遠蒼(くおんあおい)と申します。こちらのブログでは主に生活の知恵、ライフハックなどをご紹介しています。これから皆さまの身近なブログとなれるよう目指します。それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。