お風呂は、普段リラックスタイムとして過ごすことの多い場所であるかと思います。
そんなお風呂ですが、掃除の手順があることをご存じでしょうか?
このページでは、お風呂掃除の手順とお風呂の汚れ別の掃除方法、そしてちょっとした裏ワザをご紹介いたします。
※その他、掃除の方法や裏ワザなどにつきましては、こちらのページにまとめたものがありますので、もしよろしければ合わせてご参照下さい。→https://yoridokoro231.com/category/%e6%8e%83%e9%99%a4/
お風呂掃除の手順
①換気扇をつけるか、窓を開けてお風呂の換気をします。
お風呂は閉鎖された場所なので、もし換気扇を止めた状態や窓や扉を閉めたままだと、空気循環が悪くなり、仮に洗剤を使用した場合などに換気をしないことで体調不良や中毒を起こすおそれがあります!!
換気は忘れず行うようにし、掃除する場合は目や口の保護のためにメガネやマスクをするようにしましょう!
②浴槽を掃除します。
1.熱めのお湯で壁や床についた泡や髪の毛などのゴミを流した後、浴槽に洗剤を吹きかけてスポンジで軽くこすり洗いします。
2.浴槽についた洗剤の泡をすすいだら、冷水で浴室全体を流します。
③お風呂の扉を掃除します。
このページでは、お風呂の扉のパーツごとの掃除方法をご紹介いたします。
◎扉のアクリル板の掃除方法
お風呂の扉のアクリル板は、すりガラスに似たような素材となります。
1.アクリル板に洗剤を吹きかけます。
2.スポンジやブラシなどでこすり洗います。
3.水で洗い流し、乾いた雑巾で乾拭きしたら、掃除完了です。
◎扉の通気口の掃除方法
扉の造りによって違う場合もありますが、扉の下あたりにすき間が空いている部分がある場合は、それが通気口(空気の通り道)となります。
1.もし通気口が濡れている場合は、乾いた雑巾などでなるべく水気を拭き取り、それから掃除機で通気口を吸ってホコリを取り除くようにします。
2.もしホコリが取り切れない場合は、通気口に洗剤を吹きかけて、指定された時間まで放置します。(洗剤の裏に目安の時間が表記されている場合があるので、それをご参考にして下さい。)
3.時間が経ったら、通気口をブラシでこすり洗いし、水で洗い流して、乾いた雑巾で乾拭きしたら、掃除完了です。
◎パッキンの掃除方法
パッキンは、お風呂の扉の下や壁と床の接着面、蛇口周りなど、お風呂場には様々な部分で使われているゴムやシリコンで出来ているものです。
1.パッキンに塩素系漂白剤を吹きかけて、指定の時間を目安に放置します。
2.もし汚れなどがあったら、ブラシでこすり洗いします。
3.水でよく洗い流したら、掃除完了です。
◎扉のレールの掃除方法
レールは、扉の下に敷かれている引き戸などの開け閉めをするのに必要な部分です。
1.市販の酸性洗剤かクエン酸スプレー(スプレーボトルに、200mlの水とクエン酸小さじ1を入れて溶かしたもの)を吹きかけて、約10分ほど放置します。
※もし掃除する場所の近くに金属製品がある場合は、万が一酸性の洗剤がかかってしまうと、金属製品に腐食や変色を起こすおそれがあるため、掃除する場合は十分注意するようにして下さい!
※もし掃除するときに、同時進行で漂白剤などを使う場合、酸性洗剤やクエン酸が混ざると有毒ガスが発生するおそれがありますので、掃除するときは十分注意するようにして下さい!!
2.時間が経ったら、ブラシでこすり洗いし、なるべくしっかり水拭きしたら、掃除完了です。
◎扉の取っ手の掃除方法
1.クエン酸スプレー(スプレーボトルに、200mlの水とクエン酸小さじ1を入れて溶かしたもの)を扉の取っ手に吹きかけて、約30分~1時間ほど放置します。
2.時間が経ったら、スポンジやブラシでこすり洗いし、水で洗い流し、乾いた雑巾などで乾拭きしたら、掃除完了です。
④床と壁を掃除します。
1.洗剤を吹きかけて、ブラシやスポンジでこすり洗いをします。
2.水で洗い流して、乾いた雑巾で出来る範囲で乾拭きをしたら、掃除完了です。
※乾拭きは、届かないところなど無理をするとケガなどの原因となるので、極力無理をせず届く範囲で行うようにしましょう!
⑤鏡を掃除します。
鏡はとくに水あかが付きやすい場所です。
水あかはアルカリ性の汚れなので、汚れを落とすには酸性のクエン酸が効果的となります。
1.水あかの部分にクエン酸スプレー(スプレーボトルに、200mlの水とクエン酸小さじ1を入れて溶かしたもの)を吹きかけます。
2.約30分~1時間ほど放置します。
3.時間が経ったら、水で洗い流し、乾いたクロスやふきんで乾拭きをしたら、掃除完了です。
⑥排水口を掃除します。
1.排水口にもし髪の毛などのゴミが溜まっている場合は、ゴミを集めて捨てます。
2.カビハイターなどの洗剤を吹きかけて、指定の時間を目安に放置します。
3.時間が経ったら、水で洗い流して、掃除完了です。
※クエン酸につきましては、もしよろしければこちらのページをご参照下さい。(目次としましては、3番目の見出しとなります。)→https://yoridokoro231.com/%e3%80%90%e6%8e%83%e9%99%a4%e3%81%ae%e6%89%8b%e4%bd%9c%e3%82%8a%e4%be%bf%e5%88%a9%e3%82%b0%e3%83%83%e3%82%ba%e3%80%91%e6%97%a5%e3%81%94%e3%82%8d%e3%81%ae%e6%8e%83%e9%99%a4%e3%82%92%e5%b0%91%e3%81%97/
お風呂の汚れ別の掃除方法
お風呂の汚れには、アルカリ性によるものと酸性によるものがあります。
- アルカリ性の汚れ…水あか、石けんカスなど
- 酸性の汚れ…湯あか、皮脂汚れ、赤カビ・黒カビなど
このページでは、これらのお風呂の汚れ別の掃除方法についてご紹介いたします。
◎水あか、石けんカスの掃除方法
①クエン酸スプレー(スプレーボトルに、200mlの水とクエン酸小さじ1を入れて溶かしたもの)を、水あかや石けんカスに吹きかけて、約10分ほど放置します。
②時間が経ったら、スポンジでこすり洗いします。
③水かお湯で洗い流し、乾いた雑巾で乾拭きをし、水気を拭き取ったら掃除完了です。
◎湯あか、皮脂汚れの掃除方法
①水1リットルを鍋で沸かし、重曹大さじ5~6を少しずつ入れます。その後、約20~30分ほど沸騰させます。
②①をしばらく冷まして、その後スプレーボトルに移します。
③②を湯あかや皮脂汚れに吹きかけて、約2~3時間ほど放置します。
④時間が経ったら、ブラシでこすり洗いし、水かお湯で洗い流したら、掃除完了です。
◎赤カビの掃除方法
①シャワーで軽く濡らし、赤カビの部分にアルカリ性洗剤を吹きかけます。
②ブラシやスポンジなどでこすり洗いをします。
③シャワーで洗い流し、乾いた雑巾などで乾拭きし、水気を拭き取ったら、掃除完了です。
◎黒カビの掃除方法
①乾いた雑巾で、カビを取る部分の水気を拭き取ります。
②カビの部分に塩素系漂白剤を吹きかけて、指定の時間を目安に放置します。
③時間が経ったら、水で洗い流して、掃除完了です。
※重曹につきましては、もしよろしければこちらのページをご参照下さい。(目次としましては、2番目の見出しとなります。)→https://yoridokoro231.com/%e3%80%90%e6%8e%83%e9%99%a4%e3%81%ae%e6%89%8b%e4%bd%9c%e3%82%8a%e4%be%bf%e5%88%a9%e3%82%b0%e3%83%83%e3%82%ba%e3%80%91%e6%97%a5%e3%81%94%e3%82%8d%e3%81%ae%e6%8e%83%e9%99%a4%e3%82%92%e5%b0%91%e3%81%97/
お風呂掃除のちょっとした裏ワザ
①お風呂の小物は浴槽に入れて重曹でつけ置き洗いします。
1.洗面器やお風呂用のいすなど普段お使いのお風呂用の小物を、お風呂の後に浴槽にまとめて入れて、重曹大さじ3を入れて溶かし、そのまま一晩つけ置きします。
2.次の日に、浴槽のお湯を抜き、それぞれの小物をスポンジですすぎ洗いします。
3.お湯を抜いた後は、重曹や汚れが残らないように、浴槽もよく洗い流すようにしましょう。
※もし抵抗がなければ、お風呂用のおもちゃなども一緒につけ置きすることをおすすめいたします。
②蛇口のくすみは、使い古しの布と歯磨き粉で落とします。
1.蛇口の水あかや汚れが目立つ部分に、歯磨き粉を少しつけ、使い古しの布で蛇口周りも含めてこすり洗いします。
2.コップなどの容器にくんだ水で流したら、掃除完了です。
この方法は、歯磨き粉の研磨剤の効果により、蛇口がピカピカになるのでおすすめです。
まとめ
このページでは、お風呂掃除の手順とお風呂の汚れ別の掃除方法、そしてちょっとした裏ワザをご紹介いたしました。
掃除の手順に沿ったり、裏ワザを実践することで、皆さまにとってより快適な生活につながればと思っております。
このページが、皆さまの日々の生活の参考になればと思います。